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どうやって使われ始めたの?

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どうやって使われ始めたの?ハワイでのクリーンエネルギー研究

深層水の実用的な研究開発にいち早く取り組んだのはアメリカのハワイ州でした。ハワイ州は1973年のオイルショックを機に石油に依存しないエネルギーを開発しようと、翌1974年「ハワイ自然エネルギー研究所」(NELHA)を設立。そして1981年、大規模な取水施設を整備し、深層水の研究に乗り出しました。

温度差発電の原理は、温度の異なる二つの液体の温度差を利用して、蒸気を発生させ発電するというものです。例えば、比較的低温で気化するアンモニアなどを触媒に使い、液体アンモニアをハワイの暖かい表層水で蒸発させ、その蒸気でタービンを回して電力を起こします。気化したアンモニアは低温の深層水をくぐると液体に戻ります。発電はアンモニアの液化?気化?液化の繰り返しによって行われるわけです。

 ハワイは太平洋を北上する深層水の流れが、海底山脈にぶつかって湧昇(ゆうしょう)する海域です。NELHAは、温度差発電の他にもロブスター、アワビの養殖など水産分野、レタス、洋なし栽培などの農業分野、健康食品分野に深層水を利用、それらの産品は全米をはじめ世界に輸出されるほどです。

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